2015年11月29日

怪しい昭和の世界が残る大阪「味園ビル」

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外観は赤い壁面で異質ではあるがさほど突飛ではない

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周囲もまた昭和の雰囲気を残しているディープなスポット

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御園は大宴会が可能



たまたまテレビの映像資料をみていたら、大阪の「味園ビル」が人気がでている、との紹介があった。放送で紹介されていたのを見ると、さほど外観は特徴を感じない。確かに昭和レトロを感じさせるものではあるが、一般的な複合商業ビルで、ひところはやった機能的な施設ではある。かつて歌舞伎町にあったコマ劇場のビル、またその周囲にあった映画館やディスコ、ボウリング場など遊戯施設が入った大型のビル。そして池袋駅などの繁華街に見られる建物である。

ただ、この「味園ビル」はいっけんそのような建物の様式をなぞりながら、オーナー自身が設計に携わったという。素人ゆえの自由さや欲望をストレートに表現したところが凄いところである。

さすが大阪…ディープスポット「味園ビル」が怪しすぎる
http://matome.naver.jp/odai/2138932537491373501



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地下にあったキャバレーは今は貸しホールに。ステージの前はダンスフロアで周囲にはボックス型のフカフカソファーが配置されている(ステージからフロアを望む)
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客席からステージを望む
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2015年05月19日

神戸市が市内の近代建築など調査

神戸新聞ウェブ版(5月17日)に「守れ神戸の洋館、茅葺き民家 歴史的建築1200件調査」という記事が掲載されている。

http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201505/0008033134.shtml
 近代建築や茅葺(かやぶ)き民家など、民間の歴史的建造物を後世に残そうと、神戸市は今夏にも、建物の保存・活用に向けた取り組みを始める。まずは市内の建築物約1200件の現状を調査。


神戸といえば港町として海外に開かれた地域ゆえに、近代建築も多いと思う。阪神大震災で影響を受けただろうが、それなりに残っているだろう。ただ再開発という方針によって取り壊されていく可能性があるので再利用して建物を活かしていく方向を見出せればいいと思う。

神戸新聞NEXT|社会|守れ神戸の洋館、茅葺き民家 歴史的建築1200件調査.png
旧神戸生糸検査所を活用した「デザイン・クリエイティブセンター神戸」
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2014年07月28日

茅場町にある森岡書店

たぶん今年の春くらいだったの思うのだが、TBSラジオで久米宏がやっている番組「ラジオなんですけど」にゲストで森岡書店の店主が出演されていた。余談だが、この番組のゲストは古い文房具を扱っている店の店主やら、効果なレーザー式のレコードプレーヤーを開発した社長やら、マニアックで普通の人がでてくるのが面白い。

茅場町にあるビルは何度か前を通っていた。また一階のレストランで食事もしたことがあるが、そこに書店があるとは気づかなかった。

河辺にある渋いビルである。
森岡書店
http://moriokashoten.com/

<第2井上ビル>の三階にある。
ラベル:東京 ビル お店
posted by mado at 00:52| Comment(0) | 東京の近代建築 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月28日

近代建築でビアガーデン―大阪・芝川ビル

レトロなビアガーデンというと九段会館の屋上か思い浮かぶが、あまりレトロな建物の雰囲気は感じられない。たぶんそれを感じる配置がないのと、大雑把すぎるのではないか。屋内だが、銀座ライオンのほうが、雰囲気はあってこちらは最適だと思うが、あいにく外観はふるいものではない。
芝川ビルは外観もきちんと保存されているから、なかなか雰囲気はよさそうだ。

 大阪・芝川ビル

女性に人気、登録有形文化財の近代建築でビアガーデン/大阪
http://thepage.jp/detail/20140627-00000006-wordleaf

芝川ビル

シックな階段を上り切ると、優雅な3連アーチがお出迎え―。近代建築の芝川ビル(大阪市中央区伏見町)の屋上テラスがビアガーデンとして開放され、仕事帰りのビジネスパーソンらでにぎわっている。

 芝川ビルは1927年(昭和2年)竣工で、国の登録有形文化財。地上4階地下1階とやや小ぶりながら、モダン大阪の栄華をしのばせる多彩な様式美に、憧れのまなざしを向ける近代建築ファンが少なくない。

 屋上テラスは3連アーチが印象的で、舞台空間のような雰囲気を醸し出す。地下鉄淀屋橋駅から歩いてすぐという抜群のロケーションも生かそうと、地階のベトナム料理レストラン「リヴ・ゴーシュ」が、夏場を中心に10月10日まで、ビアガーデン「ラグナグ」を運営している。




posted by mado at 01:13| Comment(0) | 関西のたてもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2014年06月24日

歴史遺産か建築か―『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』

『台湾―日本統治時代の歴史遺産を歩く』
片倉 佳史 (戎光祥出版 2004年)
 
これは台湾の日本統治時代の歴史遺産を見開きページで解説。全157ページで67箇所が紹介されている。そのなかで建築史的に興味があるのはいくつかあるが、とりあえずメジャーなところからみていくと。
台湾総督府
台湾総督官邸
総督府専売局
台湾総督府博物館
新竹駅
高雄旧駅舎あたりだろう。

個人的には台北市の迪化街などの町並みや個別の中華バロック(看板建築の一種というよりも中華と西洋の折衷建築)スタイルや騎楼に関心があるが、ここでは採り上げられていない。

それ以外では
台南の宝公学校(現立人小学校)が注目される。コロニアル様式を取り入れつつ明るいく可愛らしいイメージである。
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All20sizes202020E7AB8BE4BABAE59C8BE5B08F202020Flickr20-20Photo20Sharing21 posted by (C)tetsuo.anzai


残念なのは、植民地遺産の神社跡など、あまり造形的価値がないものが取り上げられていること、著書のフィールドとしてはあくまで遺産がらみなのだろうが、あまり食指の動かない遺産もある。それから、おそらく著者が撮影したであろう写真である。ベストショットではないし、駅舎の写真もホームの看板などでお茶を濁しているのはいただけない。少なくともカラー写真だけでも写真家のものを使うべきではないか。






posted by mado at 03:17| Comment(0) | アジアのたてもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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