2014年06月24日

歴史遺産か建築か―『台湾 日本統治時代の歴史遺産を歩く』

『台湾―日本統治時代の歴史遺産を歩く』
片倉 佳史 (戎光祥出版 2004年)
 
これは台湾の日本統治時代の歴史遺産を見開きページで解説。全157ページで67箇所が紹介されている。そのなかで建築史的に興味があるのはいくつかあるが、とりあえずメジャーなところからみていくと。
台湾総督府
台湾総督官邸
総督府専売局
台湾総督府博物館
新竹駅
高雄旧駅舎あたりだろう。

個人的には台北市の迪化街などの町並みや個別の中華バロック(看板建築の一種というよりも中華と西洋の折衷建築)スタイルや騎楼に関心があるが、ここでは採り上げられていない。

それ以外では
台南の宝公学校(現立人小学校)が注目される。コロニアル様式を取り入れつつ明るいく可愛らしいイメージである。
立人国小01.jpg


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残念なのは、植民地遺産の神社跡など、あまり造形的価値がないものが取り上げられていること、著書のフィールドとしてはあくまで遺産がらみなのだろうが、あまり食指の動かない遺産もある。それから、おそらく著者が撮影したであろう写真である。ベストショットではないし、駅舎の写真もホームの看板などでお茶を濁しているのはいただけない。少なくともカラー写真だけでも写真家のものを使うべきではないか。






posted by mado at 03:17| Comment(0) | アジアのたてもの | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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