2010年03月20日

NHKテレビ「昭和レトロの家」

昨日テレビを見ていたら偶然、昔の日本の家屋を鑑賞する番組にあたった。


NHK {鑑賞マニュアル 美の壷}
http://www.nhk.or.jp/tsubo/


昭和のはじめごろ、都市の近郊に新しいスタイルの家が次々と建てられました。
デザインは多様ですが、そこにはひとつの共通点がありました。
伝統的な日本の家と欧米から取り入れた住まいの形が、同居しているのです(画像は東京・杉並の斎藤邸)。



番組中に前川國男の自邸がでてくる、和風住宅をモダンの視点から作った建物だ。

結局は日本の近代建築というのは、従来の建物技術や大工の伝承を否定したところから始まっていて、住宅建築についても結局はそれに追随してしまったんだな、とちょっと暗くなる話(これはこちらの見方だが)。

いずれにせよ近代建築の入ってきた時期(明治〜昭和初期)が、さまざまな実験や試行錯誤や自由な創造ができて、日本建築のなかで一番活気があって面白かった時代である、とある評論家がいうのも理解できる。


posted by mado at 14:47| Comment(0) | 近代和風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月23日

「日本の駅舎とクラシックホテル」

 「日本の駅舎とクラシックホテル」(白揚社 2005年)という本で、目黒雅叙園を紹介していた。クラシックホテルとして評価するにはすこしきびしい気がするが、かつての宴会場などの古い建物(というか内観なのだが)は、圧巻ではある。いわゆる名建築とか歴史への位置づけが難しいものだと思う。バロック建築というか「日光東照宮」のようなものであり、これはタウトのいう名建築からは逸脱するものだ。ほかには名古屋や飛田にあった豪華な遊郭が連想されるが、ハレの非日常的空間がキッチュではあるが、人間の欲望を伝えているようで、日本のデカダンスのお大尽のあり方だと思う。


 目黒雅叙園
posted by mado at 13:23| Comment(0) | 近代和風 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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